11月16日(木)ボジョレーヌーボー解禁!!
今年もボジョレーヌーボーが海を越えてやってきました。
今年は天候に恵まれ成熟度も高くフルーティーで凝縮感のある味わいです。
試飲をしましたが、どれをとっても華やかな香りで飲みやすく、味わいもしっかりとした酸があり
個人的には当たりの年だなという印象でした。(住田屋スタッフ:藤田)
皆さんも今年のワインの出来映えを味わってみてください!
ボジョレーヌーボーとは?
ボジョレーヌーボーはフランスの「ボジョレー地区」で造られた「新酒(ヌーボー)」です。
今年ボジョレー地区で収穫されたブドウを使った新酒のことを言います。
ボジョレー地区はフランスのブルゴーニュ地方の一番南に位置しています。
そこで栽培されている「ガメイ」と呼ばれるブドウ品種がボジョレーヌーボーの
原料として使われています。
ガメイの特徴としてフルーティーで渋みが少なく、色はしっかりと濃いので
渋みが苦手な人でも飲みやすいです。
ボジョレーヌーボーの造り
通常の赤ワインの造りは房から外したブドウを種や果皮ごと砕き
樽で発酵させるのが普通ですが。
ボジョレーヌーボーは「マセラシオン・カルボニック」という
ブドウを房ごと発酵槽に詰め込み、自重で潰れたブドウが発酵していくという
仕組みになっており、自然発酵されたブドウから出る炭酸ガスが
タンク内に充満します。そこに数日間つけ込むことで自然に発酵が起こり、
酸味が柔らかく、甘くてフルーティーな香りが生まれ、皮の色素も溶け出し、
鮮やかな色味もあります。