蔵見学レポート

試飲レポート




     めんそーれ瑞泉へと声を掛けてもらい、いざ見学へ

               〜うちなー商品盛り沢山〜
                                                     2010年5月12日 レポート by 奥迫、城石
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瑞泉酒造へ見学に行ってきました。
瑞泉酒造は、古酒で引き立つ深い味わいが特徴の酒造会社です。
外観は、沖縄らしい建物で、入口の門には守り神のシーサーもいます。

シーサー 入口 

さぁ、中に入ってみましょう。

入るとすぐにたくさんの商品が並んでいました。

棚1 棚2 棚3 棚4
シュロ巻のカメ入り古酒、とてもキレイな琉球ガラスに入ったもの、特別企画商品など、
うれしそうに見ていると、一人の女性が来られて、蔵を案内してくれるとのこと。
その瞬間、社員全員のテンションはいきなりMAXに!!
そう、この女性が素晴らしく美しかった!!
沖縄美人と言えばいいのでしょうか、まさにノラ・ジョーンズ!!

       イメージ図(笑)
ってなわけで、テンションが上がりに上がった状態で案内され進んで行くと
奥の方からもろみの甘酸っぱい香りが漂ってきます。
もう、この時点でうまそー!!!ビデオで泡盛の製造工程などを見させてもらい、
原料のタイ米や黒麹を手にとることもできました。

原料 説明中 説明中2
お米を見てみると米が砕かれている事に気が付き付きました
これは麹菌をしっかり米の中まで伸びるようにする為で、そうする事により古酒造りに向き、
熟成するにつれ旨味や風味などが良くなるからだそうです。

そのお米の説明で驚いた事がありました。
それは、泡盛を造っている酒造会社は数多くありますが
原料のタイ米と麹は、どこもほぼ同じものを使用いているということ。
広島県産酒と言えば日本酒ですが、原料のお米は数多くあるので驚きは大きかったです。
それでも瑞泉という味を出し続け、他の酒造会社に勝る商品を
造っているのは、一つ一つの商品を丁寧に真心を込めて作っているためだと、話をお聞きして感動しました。


製麹機、蒸留機、貯蔵タンクなどをゆっくりと見させて頂きました。

貯蔵 貯蔵2
しかしどうしても見たかったカメ熟成中の泡盛が見当たりません。
結局、商品が展示されている部屋に戻ってきました。
やっぱり大切なものは見せてくれないのかなと思いながらお伺いしてみると、
「ここにありますよ。これが泡盛を貯蔵している甕です」
普通にありました。
甕貯蔵

商品が展示されている部屋のガラス1枚隔てた向こうに整然と並んでいるではありませんか!!
最初に気付かなかった自分が恥ずかしかったです。
その甕には、30年、40年、50年も熟成させた泡盛があり、
今もその甕の中で成長し続けているそうです。
この話をもろみの甘酸っぱい香りが香る中で聞いていたため、
「泡盛飲みたい」とウズウズしていました。
さらに話を聞くと、戦前には30年〜50年物はザラで、100年〜200年物という古酒もあったそうです。
しかし、太平洋戦争が始まり、その大切に守り続けられていた古酒や麹菌、蔵などは
すべて焼き尽くされてしまい、何も残らなかったそうです。
私達はつくづく感じました。
戦争は、100年、200年前の造り手達の情熱さえも焼き尽くしてしまったのかと。
戦争から得るものは何も無い、失うものばかりで悲しみを産むだけ。二度とあってはならない過ちだと・・・。


と、「ここで試飲はいかがですか?」の一言!!
やっぱり香りだけでは満足できません。飲んでみたい気持ちは抑えられませんでした。
おそらくその抑えられない気持ちが伝わったんだと思います。
まぁその時にはみんなの手にはぐい呑みが取ってありましたが・・・(笑)


-いざ試飲- 
住田屋取り扱い商品試飲レポートはこちら



試飲 試飲2 試飲3 試飲終了!!
やっぱり、本場沖縄の地でしかも醸造所で飲む泡盛は最高です。
ぐい呑みで試飲させて頂いていると、
「みなさんはいつも泡盛をどうやってお飲みになられます?」
との質問に、
「もちろんロックです!」
と全員が口を揃えて答えたのですが、
「沖縄の方々は、ほとんどの人が水割りで飲まれるんですよ」
「へぇ〜!」
こんなおいしい物を薄めて飲むなんてもったいないという気がしましたが
ウイスキーも1:1で割ったほうが香りが開きより多くの味わいが感じとれます。
それと同様に泡盛も水で割ることにより香りが増しおいしく飲めるのかもしれません。
特別なものも試飲させてもらいました。
それは、「御酒(うさき)」という泡盛です。
御酒(うさき)
なぜ特別かというと、戦争で焼けて無くなってしまってしまったと思われていた
戦前の黒麹菌が東京大学の研究室で保存されていて、
偶然にも60年ぶりに発見されたそうです。
試飲させて頂いたものはまだ若いものでしたが、
自然と口から胃へと流れ込み全く違和感のないとてもキレイな味わいでした。

社員同士でどれが良かったかという話になると
二つの商品に集中しました。

みんなの心は一つです。
「この商品を住田屋で売りたい」と、思っていると
「この二つは沖縄限定の商品なんですよー」とのこと。
「どうしてもダメですか?」
「申し訳ございません。」
チ〜ン・・・。
みんなの輝いた夢は崩れ落ちましたとさ。

沖縄限定なら仕方ないかと肩を落としていると、
「でもお土産としてならご購入できますよ」
「お土産じゃなく広島に帰って売りたいんです!」
「申し訳ございません・・・。」

でも迷わず、お土産買いました!
一つは、沖縄の花ハイビスカスのラベル。
ハイビスカスラベル
一つは、シンプルな瓶に瑞泉と書かれたラベル。
味についてはここではあえて言いません。
みなさんが沖縄に行かれた時に飲んでみてください。
味は保証します!!
お会計も終わり、本当に私達の心と味覚まで満足させて頂いたことに、言葉で言い表せないぐらい感謝しました。
常務ともお話をさせて頂きしっかりと硬い握手を交わした後に撮って頂いた写真がこちらです。
ダブルシーサー

その後、社員全員で
「瑞泉サイコー!!」

今回の瑞泉酒造の見学は本当に得るものが沢山ありました。
特にこだわりを知ることができました。
それは、泡盛原酒は貯蔵タンク、カメで1年熟成させると出荷でき、
3年熟成すると古酒として出荷できるところを瑞泉はあえて7年以上熟成させるのです。
これにより、味が落ち着き、体に優しくしみわたる泡盛ができあがるのです。
この情熱、ポリシー、感動です。

こうして感動できるのも今の日本が平和だからです。
戦前にあった100年〜200年物の泡盛も飲んでみたかったのですが、
それ以上に今、平和で美味しい泡盛を飲めることに幸せを感じながら、
30年、40年、50年物がさらに長い年月をかけて
素晴らしいものになって世の中に登場するのを、泡盛を飲みながら心待ちにするのも良いかもなと思いました。
瑞泉の甕で熟成された泡盛に期待しましょう!!

全世界が平和でありますように。
チョだよ!

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