サントリービール工場に行ってきました!



熊本工場は、
武蔵野(1963年)、京都(1969年)、利根川(1982年)に次ぐ
第4番目の拠点として2003年に誕生しました。

 

正面入口右側に天然水の湧水。





入口入って目の前に、プレミアムモルツのウォール!と小笹。








この熊本工場を語るうえで重要なキーワードがあります。
そのキーワードは3つ

 「水」

 「ハイブリッド工場」 

「ザ・プレミアム・モルツ」。








1つめは「水」。
広大な阿蘇のふもとに広がる、「天然水の森阿蘇」。
ここで採れる天然水を100%使用して、熊本工場ではすべての製品を製造しています。
そのために森を守り、水を育む活動に取り組んでいます。

ちなみに、熊本市の水道水は地下水100%なんです!
それだけきれいな地下水が豊富なんですね。


2つめは「ハイブリッド工場」
ハイブリッド工場とは、ビールや、お茶、ジュースなどの飲料を同じラインで缶詰する工場の事で、
熊本工場は業界初のハイブリッド工場なんです。
ビールの他にサントリー烏龍茶、伊右衛門、缶コーヒーボスなども作られています。
この日(1月29日)は生憎の点検日…。ラインが止まっていたので製造中を見ることができませんでした。残念。



そして、3つめは何と言っても

「ザ・プレミアム・モルツ」。

「最高峰のビールを目指して!」

この言葉をスローガンに、
「華やかな香り、飲みごたえ、何杯飲んでも飲み飽きない味」
を達成すべく昨年春、リバイタライズ(リニューアル)しました。

素材、製法、品質管理を徹底的にこだわり生まれ変わった、ザ・プレミアム・モルツ。

以前は特に華やかな香りが際立った味わいでしたが今回のプレミアムモルツは
華やかな香りだけでなく全体の厚みが増したように思います。


そんな熊本工場ですが、当然勉強してきました!あくまで研修ですから!

この日、ご指導くださったのは品質管理の藤田さん。





一番印象的だった氏のお言葉。


「麦汁でビールの骨格が決まる。」

麦汁とは、麦芽で作った甘いジュースのこと。



ここで、簡単にビールの作り方を。

麦芽とは、麦を水に浸して少し発芽させた後に乾燥させたもの。
これを砕いてお湯と混ぜ合わせれば
麦芽に含まれる酵素の働きで甘いジュース、麦汁ができます。

これにホップを加えて煮立たせ、
(デコクションといいます)冷まして酵母を入れると
アルコール発酵してビールになります。

成分上、
炭水化物→でんぷん→糖分→アルコール(と、二酸化炭素)という変化で
ビール(醸造酒)は出来ますが、このでんぷんの残量によって
味に違いが生じるのだそうです。

少ないとすっきり、多いと濃い味わいになるようです。
つまり、麦汁に残ったでんぷん量によって出来上がるビールの味が左右されるのです。



プレモルの場合はというと、麦芽もホップも選び抜いたものを使用するだけでなく
この製造過程において独自の製法が二つあります。


   その1
「ダブルデコクション製法」
麦汁全体の温度を上げながら一部を取り出して煮沸し戻す、これを計二回行うことで
良質の苦味が生まれます。

   その2
「アロマリッチホッピング製法」。
麦汁の煮沸と同時に投入する「アロマホップ」と、仕上げに「ファインアロマホップ」を加えることで
上品で華やかな香りのビールとなります。



これらの製法でできるプレミアム麦汁からザ・プレミアム・モルツは生まれるわけです。





















○一般的なビールの作り方の模式図










○プレモルの造り方の模式図












これだけ見ても手間がかかってます。











そして、ビールを造る上でもう一つ欠かせないのが「酵母」です。
公表はされていませんが数種、数十、数百、数千ともいわれる熊本工場で
管理される酵母たち。

この中から特に健康なものを選びプレミアム麦汁に
加えることで、あの、
「華やかな香り」、「飲みごたえ」、「何杯飲んでも飲み飽きしない味」
を実現しています。


酵母を加えた後は、7日間の低温発酵によってアルコール約5%の若ビールができ、
低温に調整したタンクの中で熟成、ろ過を行い、酸素が入らないように缶・樽詰めをして
出来上がりです。

ここで「ん?」と思った方、さすがです。

「酸素が入らないってどうするの?」

お答えします。

ビールを流し込む直前に、缶の中に窒素ガスを吹き付け、酸素を押し出します。
そこへすぐさまビールを流し込む。
そうすることで酸素が入らずビールだけ入れることができるんです。









このようにして出来上がった「プレミアムモルツ」。



いつ飲むか? 今でしょ!!

是非グラスで飲んで頂きたい「プレモル」。
ということで、伝授して頂きました。プレモルのおいしい飲み方。

① グラスに勢いよく注ぐ。







② 泡が落ち着くまで待つ。













③ グラスを傾け泡の下に静かに注ぐ。














④ 完成!


ほら簡単でしょ!

でもこれで注いだプレモルは一味違いますから。
ホップの香りよく、泡きめ細かく、口当たり柔らかいのに厚みのある飲みごたえ。

同じ飲むならおいしい方で。
ザ・プレミアム・モルツを皆さんもぜひ!












これだけでは終わりません、熊本工場研修。
皆さんは「RTD」という言葉をご存知ですか?

Ready To Drink

開けたらすぐに飲めるという意味の言葉の頭文字を取ってこう呼びます。
いわゆる、缶チューハイなどのことです。

それともう一つ、
「RTS」という言葉。

Ready To Serve

グラスに氷を入れて注ぐだけ。

そんな商品がこの度サントリーから発売になりました。

当然試飲してきました。

カクテルツアーズ



モヒート カイピリーニャ

カリブ海発祥のラムをベースに、
キューバ生まれのモヒート、

ブラジル生まれのカイピリーニャ。
どちらも甘いだけじゃない、爽やかな味に仕上がってます。

そしてもう一つ。
ふんわり鏡月 アセロラ

おなじみ韓国焼酎 鏡月をベースにしたアセロラ風味のRTSです

以前から鏡月のアセロラ割りは飲み方の一つとしてありました。

それがこれ一本で気軽に飲めるとなると、
カクテルツアーズも含めて家飲みの定番になること間違いなし!


さらに!

昨年惜しまれながら終売になった、サントリーの発泡酒「マグナムドライ」。
愛飲されていた方、お待たせしました!

そんな方に特にお伝えしたい。
  サントリーGRANDRYグランドライ。










ドライが過ぎる第三ビール。
満を持しての発売になりました。


当然テイスティングしてきました!
これ…うまっ!

自信をもってお勧めします。
サントリー グランドライは美味い!(プレモルもうまい)
ホップの香りと飲みごたえ、素晴らしいキレはまさにビール。
最近の新ジャンル、レベル上がってきてます、実際。

今までマグナムドライを飲んでた方も、もともと違う新ジャンルを飲んでる方もぜひお試しください!








まとめ



やはり、造っておられる方々とお話をさせていただくと、たくさんの思いを感じ取れます。
喋っていなくても目でしっかりと伝わってくるものがあります。

そして、この工場にあるもの。
良質な水。
こだわった原材料。
高い知識と技術。

更に、良い物を作りたいという熱い思い。

しっかりと伝わりました。

今年もサントリーはヤルな。

今回この場を設けて頂いたサントリーの皆様に感謝しつつ、
この情熱を僕たちがしっかりとお客様にお伝えします!


そう期待と確信が持てた、すばらしいサントリー熊本ビール工場でした。




















番外編


この熊本工場の一角にあります、ビアレストラン「ビールの森」。











ここで昼食をいただきました。


熊本名物「太平燕」  と、
このレストラン内にあるミニブルワリーで醸造され、
このレストラン限定販売の、「火の国ビール」。


 



火の国ビール専用サーバー。通常より3倍くらい速く注げそうですが、そこは普通です。



太平燕は言わずと知れた春雨を使った熊本名物。

火の国ビールはアルトタイプの黒褐色の生ビール。
でもどちらかというと赤褐色だったような…。

ホップの風味と熟成感があり、すっきりとしているにもかかわらず奥深い味わいです。

正直おかわりが欲しかったのですが、
このおいしいビールを目の前にしてグッと我慢しました!

一応これはテイスティングというお仕事ですから!!!







ミニブルワリーを横目に食事。目の前のグラスは空・・・

ごちそうさまでした!

以上、サントリー熊本ビール工場レポート担当
増平、平山、小笹でした。






















Copyright (C) 2010 SUMIDAYA. All Rights Reserved.