繊月酒造レポート。
地元のシェア1

〜米焼酎のメッカ人吉。焼酎を知り尽くした地元で最も飲まれているのがここの焼酎〜






足湯でお出迎え。

 門を入るとまず見えるのが、足湯。

酒蔵で足湯?

さすが温泉でも有名な熊本!

 

これがまた画になるんです!
風情があるというか、なんか蔵に合っているんです。
もともと泉元があり、観光地内ということもあって作られたそうです。


酒蔵というと気軽にはいけないイメージがあると思いますが、ここは違います!
とても入りやすく、ふと立ち寄りたくなる酒蔵なんです。


杜氏自ら案内。


 いよいよ蔵の中に入ります。
盆地の底にあるせいか、すごく寒かったです。
が、しかしそれ以上にほっこりとした米の甘い香りにワクワク。
寒さなんてどこへやら(笑)

うまそーな香りの中を入っていくと、ありました”堤式蒸留機”!

(蒸留機とは発酵させたお酒を蒸留し、さらに高いアルコールを主とした成分を取り出す装置)。



この独自の蒸留機は常圧蒸留と減圧蒸留 どちらもできる優れものです。



常圧蒸留とは・・・通常の気圧のまま およそ沸点100度で蒸留。
多くの成分が集められ複雑な香味を持った原酒に仕上がります。

減圧蒸留とは・・・気圧を下げることにより沸点が約50度になります。
常圧に比べ抽出される成分が少なくなりよりクリアーな原酒に仕上がります。
 



常圧は複雑味が多すぎるため熟成向き
減圧は美味しい部分だけを蒸留するので若い内からまろやかで
美味しく飲めると
杜氏がおっしゃられていました。

因みに住田屋で取り扱の銘柄を蒸留の仕方で分けてみました。

減圧の銘柄は 繊月、川辺、舞せんげつ、たる繊月。

常圧は黒いつき、白いつき、芳醇 峰の露。


なるほど、飲み応えのある米焼酎は常圧で、
より優しく飲み飽きの来ないタイプは
減圧ということなんですね!!




 もう一つこの蔵には自慢があります。それは、土甕!


50年以上の物もあるとお聞きしました。
代々使われている土甕は、今も大切に使われています。






今では当たり前になっている熟成酒にいち早く挑戦したのが、この繊月。
以前はその年のお酒はその年に売り切っていたそうです。

しかし、三代目杜氏が熟成させると美味しくなることに気づきました。
そして、その熟成の技術は代々伝承され 現在、偉大な古酒が残されているそうです。
まさに宝の酒がこの土甕で眠っているのです。


ご存じですか?
常圧蒸留でできた焼酎を寝かせる(時間を経過させる)と、
焼酎は美味しさを身に纏い成長することを


米の風味を最大限生かしながら、優しい香りとまろやかな味わいへと変わるのです。

しかもその50年物が眠っているんですよ?お宝ですよ!この蔵の!

いや、いや日本が世界に誇る宝です!



そんな宝酒の入った土甕を見れて、もう鳥肌が。(笑)









 さらに、もう一つ!

熟成で土甕ときたら、もう一つは樫樽!


美味しくできた焼酎を樫樽で寝かせることにより、
焼酎を腕白な子供から落ち着きのある大人へ、
そして黄金に輝く立派な衣装を着せて送り出すのです。









しかし、酒税法の残念なところもお聞きしました。


同じ樽で寝かせるウイスキーとは違い、焼酎には色の制限があるそうです。

出荷する前にステンレスで熟成させた原酒をブレンドすることにより、色を調節。
本来ウイスキーのような黄金色をしているものを、色を薄める作業をしなければならないそうです。
せっかく長い歳月をかけて熟成させるのに、もったいない。

そのまま飲めたらどんなに旨いだろうと、そして将来はそのまま飲めるようになったらなと思いながら
試飲会場に向かいました。






会場は城見蔵。





窓を開ければ繊月城が望めるロケーション。

素敵でした☆






試飲を重ねていくと同時に場内も熱気を帯びていきます。



 
すでに繊月酒造 米焼酎の素晴らしさを知っている社員は
改めてその美味しさに感服し、




初の機会となった社員は
米焼酎の優しさ、まろやかさに酔いしれていました。

















僕たちのテーブルでは「米焼酎と甕熟成」について
盛り上がっていました。

その一部を紹介します。
※これはあくまで我がチームの意見です。


米という原料は比較的穏やかな焼酎を生みます。
そのため熟成における影響を受けやすい。

樽で熟成させると、香りや味わいに樽の風味が加わりインパクトを与えます。
しかし、ともすれば米本来の良さが隠れてしまいがち。


反面。
甕熟成は派手さはないものの。
米それぞれの個性を生かし、米焼酎本来の味わいを深長させます。

せっかくの米焼酎、やはり米ならではの風味を味わいたい。

ということで米焼酎には甕熟成が一番だ!

という結論に至りました。


(樽で熟成させた美味しい米焼酎もたくさん知っています。)







試飲の結果、多数の社員が絶賛した3点を紹介します。


 
まずは、川辺。
まろやかさな米の甘みを感じるプレミアムな米焼酎。

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芋焼酎、麦焼酎の影に隠れがちな米焼酎。
けど、この川辺は違うんです。飲んだ最初から最後まで優しく、甘く、なめらか。
派手さはないですが、飲んで安心させてくれるのがこの川辺。

どんな料理に合うのかと探すのでなく、どんな料理にも合っちゃったってぐらい
さらっと大きな仕事をしてくれる川辺。

サッカー界でいうと、遠藤。
さらっと大きな仕事をしてくれそうだし、安心感あるでしょ!
あっ、あと純国産ってとこも!
川辺は、地元相良で育ったヒノヒカリを使用しています。安心できますよね!





 
今回の収穫1!   「白いつき」 「黒いつき」
熟成感のあるまろやかな米焼酎。

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両方とも度数の高さを感じさせないぐらいの、柔らかい焼酎。
白いつきは、香りも良く、さらっと口から鼻に抜け、余韻に優しい甘みが口いっぱいに広がります。

黒いつきは、古酒ならではの円熟した深い味わい
トロっとキリっとという某CМのキャッチコピーはこの焼酎のためにあるんじゃないかっていうぐらいぴったりです。
トロっとして、線も太く、優しいんだけど力強い

サッカー界でいうと、キングカズ!
サッカーとフットサルの両方で活躍し、
年を重ねることは減退じゃなく成長なんだと教えてくれるとこなんて、まさにですよね!






今回の収穫2! 「芳醇 峰の露 35度」 「芳醇 峰の露 40度」
飲み応えのある米焼酎。

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35度と40度という強さのアルコールを持つこの2つ
飲んでみるとアルコールの強さはどこへやら。米の優しさというか甘さが口いっぱいに広がります。
ただ甘いんじゃなく、コクというか香ばしい甘さが広がるんです。

お聞きすると、球磨焼酎の原点 黒麹仕込み常圧蒸留の造りを
創業当時から守り続けた結果生まれたお酒だとの事。

今日まで守り続けているからこそ、このうまさが瓶の中にいっぱい詰まって、
それが口中溢れんばかりに広がるんです。

サッカー日本代表でいうなら本田圭佑。
強くたくましく芯の太い選手。しかし得点を決めたときに見せる甘い笑顔。
城石はこのギャップにやられます。(笑)



 おススメの飲み方。

直燗・・・焼酎をまず燗にして氷を入れたグラスに注いでください。
熱さで氷も解けて飲みやすい度数になります。
ロックや水割り以上に味にふくらみがでてより米の旨みを感じます。




 最後に

全商品、杜氏をはじめとした4人だけででつくっているそうです。

代々伝承されてきた技術。

決して妥協することのない造り

地元をこよなく愛する想い

110年もの長い間人々に愛され続けられた秘訣は
蔵の中で発見できました。

地元の名士として最前線で米焼酎を作り、守り続けてきた繊月酒造。

本当におススメです。
是非一度お試しください。







最後に、帰りのバスの窓から球磨川が見えました。

6年連続日本で一番きれいな川に選ばれたこともあるそうです。










こんなきれいな川の伏流水でつくられる焼酎は間違いなくうまい。





  以上、繊月酒造とサッカーが大好きな
城石、廣中、生駒でした。






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