当日の様子

11月22日火曜日に“もっと美味しくワインとチーズ”の会が開催されました。

今回は第2回のレポートです。第1回レポートはこちらをクリック

今回は料理とチーズにワイン、

それ以外にも、チーズにビールを合わせてみました。

 1  パプリカのムース    ソーヴィオン・ターヴュラン・ロゼ
 2  アンチョビーのガーリックトースト  フランジェ・ブリュット・レゼルヴ
 3  ブルサン  フランジェ・ブリュット・レゼルヴ
 4  人参と豆のサラダ  シルヴァナー2009 ギッセルドルフ
 5  秋刀魚の香草焼  ドメーヌ・レ・ロケ・ブラン2007 ジャン・マルク・ボワイヨ
 6  バジルのペンネ  ドメーヌ・レ・ロケ・ブラン2007 ジャン・マルク・ボワイヨ
 7  ブリ・オ・グランマニエ  ボージョレー・ヌーボー2011 フランソワ・カイヨ
 8  鶏のワインビネガー煮   ブルゴーニュ・パストゥグラン2009 ベルナール・モロー
 9  パルミジャーノ・レジャーノ  ピルスナー・ウルケル
 10  ヴュー・シャンボール  モレ・サン・ドゥニ2007 ミシェル・マニャン
 11  ブルー・ド・オーヴェルニュ  Chブラネール・デュクリュ2006
 12  りんごケーキ  ガンチア モスカート・ダスティー




1.パプリカのムース× ソーヴィオン・ターヴュラン・ロゼ
パプリカのムース


 パプリカのムースにトマトソースのかかった一品。
素材の味がしっかり感じられるのに、青臭さが全くないのに驚きました。
この料理に合わせたターヴュラン・ロゼと色がピッタリ!

そして“泡”同士。(ムース=泡)

文句なしの相性でした。

 なめらかで爽やかな味わいのムースにターヴュラン・ロゼからくる
ベリー系の香りがとても映える組み合わせでした。




2. アンチョビーのガーリックトースト×  フランジェ・ブリュット・レゼルヴ
アンチョビのガーリックトースト

 私の食べる前の思いは・・・「ガーリックの香りにシャンパンが隠れて
しまいそう・・・」
しかしこのシャンパン、原料に黒葡萄を90%使用しているので、
白葡萄の比率が高いものより香り豊かで、酸は柔らかくコクがあります。

また泡立ちの強さはシャンパンならでは!だから飲みごたえがあるんです。

ガーリックの香りに隠れるどころか、軽い塩味とコクのあるトーストに、
シャンパンのしっかりした味わいと泡立ちが上手く絡み、

よりいっそう素材の味が前に出て、クセになりそうな組み合わせでした




3. ブルサン×  フランジェ・ブリュット・レゼルヴ
 ブルサン

 フレッシュチーズに、ドライフルーツとナッツが練り込まれたチーズ。

ドライフルーツの甘味とナッツの食感が楽しめるチーズをこちらもフランジェと一緒に。

リーミーな口溶けと共にドライフルーツとナッツの香りが広がり、
シャンパンの強い泡立ちとマッチして心地よく感じられました。




4. 人参と豆のサラダ×  シルヴァナー2009 ギッセルドルフ
人参と豆のサラダ 
 マヨネーズ・すし酢・粒マスタードを合わせたもので和えたサラダ。
ほんのり甘味があり、人参のシャキシャキと豆のなめらかな食感が
おもしろいサラダでした。

フランス・アルザスのシルヴァーナと一緒に。酸とミネラルのバランスの良いこのワイン。
サラダを引き立てながら、全体をギュッとひきしめてくれていました。

専務曰く・・・「このワインは、悪く言えば水っぽく、少しスパイシーだけど
さらっとしている。
 だから、こんなシンプルな料理には相性が良い。」

ちなみに、ほんのり甘味の正体は“すし酢”なんだそうです!
「すし酢?」という気持ちはありましたが、まさか甘味を出すために使うとは・・・

さすが大田先生!!お酢が苦手な人にもお酢スメできる一品!




5. 秋刀魚の香草焼× ドメーヌ・レ・ロケ・ブラン2007 ジャン・マルク・ボワイヨ
秋刀魚の香草焼き

 特にこの組み合わせは、みなさんに大好評でした!

秋刀魚に※“香りパン粉”を振りかけ、オーブンで焼いた一品。
脂ののった秋刀魚にハーブやオリーブ油がかかっているので、
コクがあって、しかもハーブの風味を備えた白ワインを合わせたい!

(専務のワイン会前の話です)

 これに当てはまるのがドメーヌ・レ・ロケ・ブラン 2007。
果実味、ミネラル感が高く、程よい酸のある、とても上品なワインです。

秋刀魚はハーブのいい香りと一緒に口の中に広がり、
そこへワインが入ると、素材一つ一つの味を引き出しながら
とても良く調和していきます。
そして、最後には口の中をすっきりとさせてくれました。 

※香りパン粉:パン粉、パセリ、ローズマリー、にんにく、オリーブ油を合わせたもの




6. バジルのペンネ× ドメーヌ・レ・ロケ・ブラン2007 ジャン・マルク・ボワイヨ
 バジルのペンネ
 バジルクリームだけでも美味しく頂けましたが、
パルミジャーノと胡椒をふることでマイルドな味わいに。

先程と同様、このワインはやはりハーブやオリーブ油を使った料理には相性GOOD!




7. ブリ・オ・グランマニエ× ボージョレー・ヌーボー2011 
                            フランソワ・カイヨー
ブリ・オ・グランマニエ

 よく熟成したカマンベールの間に、マスカルポーネとグランマニエを合わせた
クリームを挟んだチーズ。

クセのない白カビのとろっとクリーミーな味わいの中に、
オレンジのフレッシュでフルーティな香りと甘味が広がり美味!

そんなチーズには、ワインもフレッシュなものを!

 この時解禁したてのボージョレー・ヌーボーと合わせました。
ワインの果実味がオレンジの風味をより引きたて、

チーズの濃厚な旨みとコクが増す組み合わせでした。

 



 8. 鶏のワインビネガー煮× ブルゴーニュ・パストゥグラン2009 
                              ベルナール・モロー
鶏のワインビネガー煮  
  “ほんのり酸”と“ほんのり甘み”に、まろやかさのある一品。
先生曰く、「りんご酢が程よい酸味と甘みを出している」そうです。

合わせたワインは、ブルゴーニュ・パストゥグラン 2009。

ワインの果実味と適度なタンニンが、
料理の酸味と甘みを上手く引き立てていました。

 パストゥグランとは、「ガメイ:ピノノワール=2:1」の比率でブレンドされたワイン。
ガメイならではの赤い果実の香りも感じられますが、
ピノノワールの適度なタンニンと味わいの深みもしっかりとあります。

 飲みやすく、食事に合わせやすいワインです。







9. パルミジャーノ・レジャーノ× ピルスナーウルケル
 パルミジャーノ・レジャーノ
 イタリアチーズの王様と言われるこのチーズ。
今回は3年熟成のものを頂きました。

熟成させることにより出てくる“アミノ酸のジャリッとした食感”・・・ありました
(この時、私は初めてこの食感に出会いました。)
とても凝縮されていて、噛めば噛むほど旨みが口の中に広がり、
深く長い余韻がとても心地よかったです。

このチーズには今回ちょっと違ったものを!
 ホップの香りとキリッとした炭酸の刺激が特徴のビール、
チェコ産のピルスナー・ウルケルを合わせました。

 チーズの濃厚な旨みにより、ビールの華やかさがさらに引き立っていました。

 ちょっと余談。
 パルミジャーノって、すごく万能なチーズなんです!どんな料理にも合い、
使い方様々で、必ずおいしくしてくれます。

 本場イタリアでは、「下手なシェフはパルミジャーノを使え!」というジョークすら
あります。主役にもなり、脇役にもなるパルミジャーノ・・・
私の料理には絶対欠かせない一品です!!




10.  大根の蛇腹漬け
大根の蛇腹漬け  

ちょっと箸休め。

大根をダシに一晩漬けた一品。

とてもさっぱりとして、お口直しにGOOD!




11.  ヴュー・シャンボール×モレ・サン・ドゥニ  
                      プルミエクリュ レ・シャホ
ヴュー・シャンボール 

 ブルゴーニュ産の牛乳製ウォッシュチーズ。
通常のウォッシュチーズに比べ、香り風味とも優しく、
口に含むと程よい酸味と塩味がスーッと広がります。

 合わせたワインは、マニャンの一級畑の中でも最高の評価を獲得する、
自慢の畑“レ・シャホ”から出来る、モレ・サン・ドニ2007。
(当主マニャン氏も“魔法の畑”と絶賛しているそうです)

すべてがバランスの良い、とてもエレガントなワインです。
ワインの長く複雑な余韻がチーズにぴったり!
一緒に頂くことで、ウォッシュチーズの皮(表皮)の味をしっかりと
感じることができました。

と解説していますが・・・
このワイン、もうとにかく“おいしい!”、この一言です。

もちろんチーズとの相性も良いんですが、ワインだけで大満足!
「高い評価を受ける畑から出来ていて、
濃密な果実味、きめ細かいタンニン、長い余韻が・・・・」

って、そんなのいいじゃないですか!
おいしいんだから!!

まさに“魔法の畑”から出来る“魔法のワイン”です。




12.  ブルー・ド・オーヴェルニュ× Chブラネール・デュクリュ2006
ブルー・ド・ヴェルーニュ

 オーヴェルニュ地方の牛乳製青かびチーズ。
ねっとりとしてクリーミーでありながら、ピリッとした刺激があり、
少々塩味が強いのですが・・・

しかし、ワインと一緒に頂くことで、そこが長所になるんです!
今回は、常に格付け以上の実力と評価されるシャトーのワイン、
CHブラネール・デュクリュ 2006と頂ました。

 このワインの力強さ、滑らかな余韻が
個性豊かなチーズの味わいに上手く絡み合い、「贅沢」の一言!!




13. りんごケーキ× ガンチア モスカート・ダスティー
 りんごケーキ

 デザートは、シナモンとりんごジャムののったりんごケーキ。
こちらは、マスカット100%使用の甘口微発泡ワイン、
ガンチア モスカート・ダスティーと一緒に頂きました。

アルコールが低く、マスカットそのものの味が前面に出ていて、
飲みやすいワインです。

 ケーキとワインの甘さが相性抜群で、
りんごとシナモンの味がより強調されていました


14. ホットティー

 ストレートの紅茶にシードルの蒸留酒「カルヴァドス」を入れたホットティー。
すっきりしたアップルティーのようでした。

ちょっと残ったりんごケーキと一緒に。
同じりんご、紅茶に焼き菓子・・・

外れるわけありません!

寒いこの季節に、優しくホッとする締めでした。

 


 

 今回、私自身初めて参加させていただき、料理はどれも本当にすばらしく、幸せな気持ちになりました。

初めから最後まで会の雰囲気に緊張してばかりでしたが、とてもいい経験をさせていただいたと感じます。

 特に料理とワインの組み合わせが素晴らしかったときの驚き!
「1+1=2ではなく、3にも4にもなる」、初めてその言葉を体験できたように思います。


今後の太田クッキングスクールのレポートも、随時報告させていただきますので、お楽しみに!


以上、松田智美のレポートでした。

智美でーす!

第1回レポートはこちらをクリック!





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